炎上軍の休日というチャンネルが人気を博している。

このチャンネルはシバター・ラファエル・ヒカルが、お題に対して雑談を繰り広げるチャンネル。一見するとつまらなそうだが、じっくり見ていくと何やら面白い。というのも、この三人に共通しているのは「戦略型YouTuber」であることだ。

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YouTuberには、何も考えずにヒットする「才能型」と、人気を出す為に考えて動画投稿を行う「戦略型」の2種類がいる。この三人は、自分の動画がどのような視聴者層にウケるか考えてチャンネル運営を行っている為、間違いなく戦略型と言えるだろう。

 

炎上系、金遣い系、下ネタ系、という中年男性が好きそうなジャンルのYouTuberであるため、その三人が集まったYouTubeチャンネルは当然のようにヒットする。

まだ僅か2つしか動画を投稿していないのに、チャンネル登録者数は20万人を超えている。

今回は、そんな炎上系の休日について、YouTuber辛口評論家が独自の路線で考察していこう。
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YouTuberのトーク番組



毎回一つのテーマを決め、討論を交えたりするトーク系番組、炎上軍の休日。

この動画はシバター、ヒカル、ラファエルがただドライブしながらテキトーに喋ってるだけの動画だが、これだけで再生数は80万回を超えている。

ここまでのタレント性を発揮しているYouTuberはいないだろう。というのも、ヒカキンやはじめしゃちょーのようなやってみた系YouTuberは、何か物事にやってみた動画でないと伸びない。しかし、この三人はダラダラと喋ってるだけでこれだけの再生数を獲得している。

何故この動画の再生数が多いのか。それは、この三人のファンが低年齢層ではなく、20代以上の若者~中年が多いからだ。中年の男性にはラジオのトーク番組や、アメトークのような雑談系番組がウケやすい。

だからこそ、自分達のファン層に向けて、より三人を身近に感じられるような動画を出すと伸びるのだ。

 

また、この番組の面白い所は、YouTuberの内部事情を色々暴露しているところだ。

本人たちしか知り得ない情報を流している為、視聴者はある種YouTuberの輪の中に入ったような気分になれるのだろう。実際、この動画を見るだけでかなりの情報を仕入れることが出来る。

この三人が殆ど本音で語っている所も面白い。これは、作り笑顔が大好きなUUUMのYouTuberには作れない番組だろう。
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ギャラの配分が気になる

元々このチャンネルはDDT(プロレス団体)のチャンネルだったが、もう要らないということで今現在はシバターが管理しているチャンネルだ。

ではこの番組のギャラはどのように配分されているのだろうか。

 

普通に考えて三等分だと思うが、恐らくこの番組には編集者が付いている。明らかに普段のシバターの動画とは編集が違うし。となると、その編集者にもお金は入っているだろう。

となれば、4等分か。と思いそうだが、企画自体はシバターが考えていると見て間違いない。

となれば、収入の6割程度はシバターと編集者に渡り、残りの4割程度がラファエル、ヒカルの手元に入ってるだろう。

 

まだ動画数が少ないので収入としては全然だろうが、動画を投稿し続けることによって総再生数、チャンネル登録数も伸びてくるので、そうなれば企業案件やイベント登壇でお金を取ることも可能になってくる。

しかも人気YouTuber三人のチャンネルだから、影響力は相当あるだろう。となると、そのうちかなりの額を稼ぎ出すことのできるチャンネルになる筈だ。

 

シバターはオワコンを恐れているが、炎上軍の休日ではシバターという人物に人気を出させ、YouTubeが無くなっても食っていけるように試行錯誤している。

ブランディングというべきだが、ここまでくればもうシバターやラファエル、ヒカルらが食っていけなくなることはなさそう。中堅以下のYouTuberは、このシバターのやり方を見習い、今後食っていける道を色々模索することが重要だろう。
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